アメリカ英語の本場にやってきたわん吉。
陽気なアメリカ人の発する本場の日常会話を耳にして、
「えぇー!」と驚くこと多々あり。
街中のポスターに書かれたかっこいいコピーフレーズを目にして、
「わぉー!」と刺激も受けます。
英会話の上達には、アメリカ人が使う英語を真似するのが一番。
そこでわん吉は、ちまたの会話を耳ダンボで聞いたり、
見つけたフレーズを書きとめよう、としています。
サンフランシスコに来たばかりの頃、
「Hi, how are you?」の使い方で驚いたことがあります。
アメリカではお店に入ると
店員さんから「Hi, how are you?」と明るく声をかけられたり、
スーパーのレジでも「Hi, how are you?」と軽く声をかけられるんです。
そんなときのわん吉の反応は?というと、
中学校の教科書にあった会話の例文が叩き込まれていますから、
当然「I’m fine thank you, and you?」の返事です。
この一文はじつにスラスラと出てくるのですが(笑)、
どうもその場にしっくりこないのです。
「I’m」までは相手もニコニコしていますが、
「fine thank you」あたりで相手の注意がそれ始め、
「and you?」になるともう視線はあらぬ方向です。
なんでー? どうしてー? と思うわけですが、
どうやら学校で習ってきた英語と、
実際の日常会話で使われる英語とでは、違う場合があるようだぞ?
と、そのとき気づきました。
この場合の「Hi, how are you?」は「お元気ですか?」ではなくて、
日本でも店員さんやレジのおばちゃんがお客さんに声をかけるように、
「こんにちは!」とか「いらっしゃいませ!」という感じでしょうか。
教科書で習った
「Hi, how are you?」「I’m fine thank you, and you?」は
きっと正式なごあいさつなんですね。
さて、お店で「Hi, how are you?」とあいさつされたら、こんな返事が主流です。
「Good, thank you. How are you?」
(わん吉超訳:「どうも! 調子はどう?」)
すると、「Thank you!」とか「Awsome!(最高よ!)」とかの一言が返ってきて、
一連のやりとりは無事終了です。
普段使いの「Hi, how are you?」に気づいて以来、
行く先々で「Hi, how are you?」の練習をさせてもらっています。
店員さんより先に「Hi, how are you?」と言うぞー!という感じ(笑)。
すると店員さんもちょっと嬉しそうで、わん吉もちょっといい気分になるんです☆