タイの若手作家さん4人の手仕事グループ展 ~home (we) made~

バンコクのアート＆カルチャーセンターで、タイの若手作家さんたち４人のグループ展「HOME (we) MADE」が開催されています。

テーマは生活の場でもあり、制作の場でもある「home」。
ものづくりを生業とする作家にとって、「home」はものづくりをするときの考えや感情が育まれる場所です。
陶芸、彫刻、グラフィック、染色の４人の作家さんが、それぞれの「home」に思いを込めた作品が展示されています。

家族への思い、自然への思い、身近な日用品からひらめいたインスピレーション、そしてふとした疑問。
小さな作品たちの中にいろいろな想いが込められています。
ゆっくり見て回りました。

PIANISSIMO PRESS
活版印刷のレタープレスを制作するグラフィックスタジオ。
わん吉はデザイナー・メイさんの生み出す世界観が好きなんです。

LAMUNLAMAI.CRAFTSTUDIO
毎日の食卓を飾り、食卓で使う陶器を手仕事で制作するクラフトスタジオ。

PIM SUDHIKAM
家で使う日用品を手づくりで制作しています。

JIBBERISH
チェンマイの雑貨スタジオ。藍染めを使った日用品を楽しんで作っています。

一見小さくてかわいくて親しみのある作品の中に、クールでシニカルでリアリスティックな要素が含まれている。そんなタイの若手作家さんたちの世界が好きです。

手仕事のこころが伝わってくる温かい展示。ぜひ足を運んでみてください🌟

展示スペース向かいの麺食堂もかわいかったです。

Bangkok Art and Culture Centre (BACC)
2F, People’s Gallery
7月29日まで（月曜はお休み）

サイアムノオトのアート＆デザインの記事もぜひご覧ください♪

ワット・プラケオ寺院の華麗なる装飾を楽しむ

2018-12-18

タイの誇りであるワット・プラケオ（Wat Phra Kaew）へ行ってまいりました。タイ王室の守護寺院であり、最も格式の高い寺院。壮大な世界観の寺院であり、そこに施されている装飾は本当に華麗で繊細なんです。最高峰のこの寺院には世界中の観光客が訪れていつも大混雑。その人混みに紛れるとなかなかゆっくり鑑賞できないのですが、今回はちょっとゆっくりめに滞在して華麗な装飾に目を向けてみました。境内にある本堂をはじめ祠や仏塔はどれも壮大で美しく、屋根、柱、壁は装飾で埋め尽くされていて圧倒されます。