Wholefoodsという、
ちょっとしゃれたオーガニック系スーパーマーケットで見つけた
アナログな手絞りジュース製造機。

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カリフォルニアの太陽を浴びて育ったオレンジたちが
丸ごと上の穴から送り込まれ、
それが道順にしたがって下がってきて、
途中半分に切られ、途中絞られて、
最後には絞られたジュースだけが出てくる、
という仕組み。

重力にしたがい、クネクネと降りてくるのが
ちょっとパチンコ台のようでもあり、
あざやかなオレンジがゆっくりと解体されていくのもおもしろくて、
友だちと「おもしろいねー、どうなってるんだろうねー」
と見つめていたら、
そばを通りかかったアメリカ人のマダムが、
「あなたたちの言葉は一言もわからないけれど、
このオレンジジュースのマシンにキョウミがあって
しゃべっているのはよくわかるわ♪」
ですって。にっこりと。

このマダムみたいにとつぜん話しかけてきたり、
「そのシャツの色すてきね♪」なんてとつぜんほめられたり。
サンフランシスコのナチュラルなコミュニケーションは
なかなかすてきだな、と思うのです。