サンフランシスコで一番知られた美術館といえば、デヤング美術館。
サンフランシスコの人たちが愛してやまない
ゴールデンゲートパークという大きな公園の中にあって、
世界レベルの常設展や企画展が開催されています。
ただいま開催中の企画展
「ボッティチェリからブラークまで」を見終わって、
さぁ、そろそろ帰りましょうか、というときに、
目に入ってきたカリフォルニアの色。
スイス生まれのアメリカ人画家Gottardo Piazzoniの
「The Land」という3枚からなる油彩の壁画です。
反対側の壁には「The Sea」という3枚があり、
もともとはサンフランシスコ市民図書館に飾ってあったとか。
改装を機に、ここにお引っ越ししてきたようです。
「The Land」も「The Sea」も
画家が暮らしたカリフォルニアの風景を描いたもの。
1932年の作品だそうですが、
この色と光は今もかわらないなぁと思います。
淡いパステルの、ちょっと乾いた大地の色。
好きだなぁ。