チェンマイの旧市街にあるお気に入りのホテルが「タマリンド・ヴィレッジ(Tamarind Village)」。街の中心にあるというのに、緑が豊かで、木々に囲まれた隠れ家ホテルという印象。その名前の通り、中庭の中央には大きなタマリンドの木があります。これが本当に大きくて、いつもカメラに収まらないのですが、見ているだけで心が穏やかになってくるような素敵な木なんです。
旧市街のターペー門から続くラチャダムヌン通りに、うっそうとした竹のトンネルが見えたら、そこがホテルの入口。トンネルを超えると、ギャラリーを兼ねた廊下に突き当たります。ここで展示されるのは、チェンマイの由来であるランナー文化の作品たち。伝統絵画であったり、写真や彫刻であったり、いずれもセンスよく展示されていて、このホテルならではの空気を醸し出しています。
ギャラリーの通路を抜けると、ロビーがあり、その向こうにプールやレストランが見えます。家具やインテリアはやはりランナースタイルのデザインで統一され、ところどころに山岳民族の作った雑貨も置かれていて、そのマッチングにセンスを感じます🌟
お部屋は大小の中庭に面した2階建ての白い建物。
白い壁に濃茶の四角い扉と窓。木の長椅子もよい感じ。
お部屋は決して豪華ではなく、どちらかというと小さい方で、ナチュラル&シンプルな造り。そこに飾ってあるものがまたかわいいのです♡
洗面所に置かれたランナー文字入りのコットンタオルや、かわいいラッピングの石鹸。
モノクロ写真に蘭の花。
「Do Not Disturb」は、山岳民族スタイルのタッセル。
部屋に飽きたら、外のテラスでタマリンドの木を眺めたり、プールサイドでお茶をしたり。気さくで親切なスタッフのみなさんとちょっとおしゃべりを楽しんだり、ギャラリーの作品を眺めたり。
なんといっても旧市街の真ん中なので、外に出ればお寺があり、買い物を楽しめるお店もあり、そのまま路地をぷらぷら散歩したり、美術館へ足を伸ばしたりとお出かけも楽ちん。暑ければトゥクトゥクやソンテウに乗れば、どこにでも行けます。そんな風に気軽に過ごせるここのホテルはとても気に入っています。
朝は鳥の声で目を覚まし、ちょっと早めに朝食へ。朝食ビュッフェはオーガニック素材をふんだんに使っていて、プレゼンテーションもかわいいのです。
プールサイドでゆっくり朝ごはんを楽しんで。
昼も夜もここはレストランとしてオープンしています。オーガニック素材で丁寧に作られた北部料理は、これもまたおすすめです。
北部家庭料理のナムプリックとソーセージ。とってもおいしかったです。お野菜も!
マンゴープリンも♡
わん吉お気に入りのホテルとレストラン。チェンマイを訪れたらぜひ一度、タマリンドヴィレッジの心地よい世界をのぞいてみてくださいね。
Tamarind Village
50/1 Rajdamnoen Road, Tambon Sri Pum
Amphoe Muang, Chiang Mai 50200 Thailand
Phone (+66) 053 418 896-9