色とりどりの小さな布を縫い合わせて、パッチワークのような幾何学模様を描き出した大きな一枚。韓国の手工芸で「チョガッポ」と呼ばれるものです。
韓国でその昔、女性たちが育んできた手仕事を「閨房工芸(Gyubang Gongyae)」といい、パッチワークや草木染めや組紐や刺繍などがあります。こうした技術を用いて、身近にある布などを材料に、色や組み合わせを工夫して、日々の暮らしを彩る飾りや袋などを作ってきたそうです。
中でもよく作られてきたのが「ポジャギ」という、日本でいうなら風呂敷のような包み布。包んだり、運んだり、保存したり、生活の中で使われてきました。
そんなポジャギの中でも、繊細な布を使いデザイン的に仕上げた美しいものをチョガッポと呼ぶそうです。結婚式などでも重宝され、モダンで芸術性を高めたものはアート作品としても紹介されるようになりました。
今、バンコクの韓国文化センターで、チョガッポの展覧会が開催されています。
ひらひらと揺れる薄い布たちはまさにアート。目に見えないほどの細かな縫い目と繊細な手仕事、そしてモダンなデザインに驚かされました。
シルクの端切れの組み合わせは色の配置も美しい。パウル・クレーの世界みたいです。
広い展示空間で見上げれば、もう一つの伝統模様の世界。
モチーフ好きのわん吉のハートにぐっときた行灯たち。伝統工芸を集めた2階の一室で見つけました。
韓国のすばらしい伝統工芸に出会えるなんて。バンコクはやっぱり国際都市です。
“Jogakbo : The Handicraft of Harmony”
2018.3.15 ~ 5.11
Korean Cultural Center in Thailand
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