ドンムアン空港にもうすぐ着くかなぁという頃合い、高速道路の左手に「MOCA」というロゴが目立つコンクリートの打ちっ放し的な建物があります。MOCAとはMuseum of Contemporary Artのこと、タイの現代美術館です。
打ちっ放し的な空間に入ると中庭に印象的なオブジェ。
ハスの花にも見え、仏像の頭のクルクルにも見え、妄想がふくらむオブジェはまさに現代アートならでは。美術館への期待もふくらみます。
250バーツを払って中へ。吹き抜けの高いこと、空間の白いこと、自然の光が描く模様と陰影。かっこよくてたまげました。
1階は特設展でしょうか、ラマ9世を偲んだ展示がありました(2017年8月現在)。
その反対側の展示室で、いいなぁ〜とぐっときた作品。
ラインのきれいなこと、表情やしぐさのやさしいこと、おおらかな動きがあること、タイらしい世界観だなぁと惹かれました。
作者はチャルード・ニムサマーさん。日本でいう人間国宝クラスのタイを代表する画家さんです。2015年までご存命でした。
ところでちょうど今、東京の国立新美術館と森美術館の2か所で「サンシャワー 東南アジアの現代美術展 1980年代から現在まで」が同時開催されています(2017年10月23日まで)。
アセアン設立50周年を記念したこの企画展。アセアン10カ国から86名のアーティストが選ばれ、作品を展示しています。その中にはもちろん、こちらのチャルード・ニムサマーさんの作品も。チャンスがあればわん吉もぜひ行ってみたい♪
さて、上の階へはエスカレーターで。吹き抜けをどんどん天窓に向かって上がっていく感じで、自然の光が描く陰影がやっぱりかっこいい。
2〜5階フロアにはビビッドでエキセントリックな絵や彫刻、タイならではの仏教的な絵、西洋絵画コーナーなど、多岐にわたる現代アートの作品がありました。
広い空間にゆとりある展示。広いからか人もまばらです。ひと休みしたいなぁと思うところにうまい具合に椅子があり、ゆったり気分で楽しめます。贅沢な美術鑑賞とも言えるくらい。
アクセスがやや不便ですが、行ってみれば来た甲斐あったぞ⭐️と思える場所。タイの現代アートシーンを見にのんびり訪れてみてはいかがでしょうか。カジュアルカフェやミュージアムショップもあります⭐️
MOCA(Museum of Contemporary Art)
開館 月〜金 10.00 A.M. – 05.00 P.M. / 土日 11.00 A.M. – 6.00 P.M.
休館日 月
入場料 大人250バーツ
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