トンローの細道を行くと、住宅街の中に緑あふれる一角が現れます。大きなガラスを配した箱型の建物が目印のオーガニックカフェ「Patom Organic Living」です。
箱の建物の中は高い天井が気持ちよくて、25席のこじんまりしたカフェになっています。中央のカウンターで飲み物を注文し、できあがると呼ばれて取りに行くセルフスタイル。気楽でなかなか居心地がよいです。
エントランスにはフードコーナーがあります。中でも目を引くのがアルミのお弁当箱たち。オーガニック食材のタイごはんが中心です。
手作りのタイスイーツは編みつきカゴの中。ほかにも、ケーキやパン、有機農家から届く野菜やドリンクなども販売されています。オーガニック植物由来のシャンプーやソープなどのコスメもありました。
店内のシンプルな壁にはバンコクの西隣り、ナコーンパトム県の地図。カフェでは、ここの有機農家グループ「Sookjai Foundation」から食材を仕入れています。米、果物、野菜を有機農法で栽培する150軒の農家からなるグループで、農作物を直接消費者に届け、収入を得るというフェアトレードをタイの政府や大学と連携して進めています。
テーブルの上にはカフェのお庭から摘んだであろう野の花。かわいいな。生産者との距離も自然との距離も近く感じられる素敵なカフェでした。
また行こう。
Patom Organic Living
9/2 Sukhumvit 49/6 (Soi Prompak)
Klongtan-Neur, Wattana
Bangkok 10110 Thailand
Opening Times : 9:00 – 18:00
Closed on Mondays
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