アムパワーで人と動物に出会う遠足

バンコクから西へ車で約１時間半くらいのところにあるアムパワー。週末開催される水上マーケットで知られていますが、今回は観光名所へは行かない「もうひとつのアンパワー」の遠足を楽しんできました。

 
バンコクから出発してアムパワーへ近づいてきたなぁと感じるのが塩田風景です。

 
初めて塩売り屋台で途中下車。
「暑い！」。
バンコクよりも日差しが強烈で、暑い！
塩売りのおばちゃんも真っ黒に日焼けしています（おばちゃん、逆光になっちゃってすみません）

 
塩田の方へ足を踏み入れます。

足元は干上がった泥のような状態。わんこの足跡つき。
どうやってここから塩を作ってるんだろう。

 
炎天下で働いているおじちゃんに近寄ってみました。
全身マスクでした。

しかし、暑い。
おじちゃんに頭が下がります。

 
その塩田でわんこに遭遇。

 

再び車に乗って、アムパワーへ。
 

着いたのは、猫の家　（バーン・メオ）。
「シャム原種猫・保存繁殖センター」
75年前からシャム猫＝タイの原種猫を5種、保存、繁殖、飼育しているところで、タイの猫好きの間でも知られている施設だそうです。

 
今、130匹ほどのシャム猫たちがここで暮らしています。
子猫もいれば、繁殖中の猫、病気や高齢の猫たちもいました。

 

 

暑いアムパワーのトタン屋根の施設。
南国原種の猫で暑さには強いはずとはいえ、やっぱり熱を吸収した屋根の下は暑い。
そんな中で猫たちは暮らしています。
 

餌やりやトイレの掃除などは近所の方たちがボランティアで手伝ってくれているそうですが、人手まだまだ足りない模様。
エサ代、トイレの砂代、ワクチン代など、猫たちをお世話するための出費も１３０匹となればかなりの額になるのではと想像します。
観光客の寄付などでまかなっているそうですが、ギリギリの様子。

 
そんな状況をなんとかよくしたいと、今、支援が始まっています。
「タイバンコク発　稀少シャム猫と猫の家の75年の歴史を守りたい」

 

まずは施設改修。
そのためのクラウドファンディングが集まり始め、オーナーのプリチャーさんは感謝の気持ちでいっぱい。

 

猫の家を後にして、近くのワット・バーンクン寺院へ。

 

長く放って置かれたために本堂が菩提樹の覆われてしまったという寺院。
そのためになかなか見つけられなかったそうですが、本当に木に覆われてしまってお寺と見分けがつきません。
 

 
お供え売り場で爽やかで立派なおじさんに出会いました。

 
おばちゃんはちょっとテレた。

 
お供えをして祈る人たち。わん吉もならってお供えを。

 
お坊さんもいらっしゃいました。

 
菩提樹の扉のトンネルをくぐって本堂の中へ。
次々と人が訪れます。

 
壁面にはお釈迦様の一生を描いたといわれる壁画がありました。
赤い色がきれい。

 
菩提樹にはあちこちにお供え物が。

 

寺院の外にはなぜかムエタイの人形たち。
ビルマとの戦いにちなんだ寺院だそうで、ムエタイの人形は、ビルマ軍と勇敢に戦った兵隊にちなんでつくられたのだとか。

 
そして、馬。

 
そして、暑い。
寺院を離れて、川辺へ。

 

 
子どもたちが川で水浴びしていました。
「つめたくて気持ちいいよ！」って。
でもわん吉、この川に入る勇気はまだない・・・。

 
そして、ふわふわぬいぐるみみたいなわんこに遭遇。

 

川の流れのようにゆったりと時間が過ぎていくアムパワーの街。
いろんな人と動物たちに出会えて楽しかったです。
案内してくれたフォトグラファーのトコさん、ありがとうございました♡

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