もうすぐ閉園のドゥシット動物園 ~Dusit Zoo~

バンコクで動物園といえば、ドゥシット動物園。

100年以上前に王室の植物園として造られたこの場所は、1983年に動物園として一般公開され、以降、訪れる人たちを楽しませてきました。その憩いの動物園がもうすぐ閉園になるそうです。

いつかは行こうと思っていた動物園。カメラ仲間に誘われて、そりゃ今しかないね、と行ってきました。

入口そばはキリン。キリンの目の高さに鑑賞台がもうけられて、キリンが近い！！　迫力あります。

まつげも長くて憂える目。口元がスマイルに見えます。

かわいい♡
と思った瞬間、舌がベローン。

そうなんです。キリンは舌が長い。この長い舌でぐるりと巻きつけて食べるそうです。長さは40~50センチあるとか。

鑑賞台ではエサやりタイムもあります。スタッフがインゲンやバナナを渡してくれるので、それをキリンに近づけると、パクッパクッ🌟　あっという間に食べます。

こんなにキリンと触れ合えるなんて。ドゥシット動物園の懐の深さ、いや、ゆる加減に感動。

次はサル。まるで自分を見ているようでした。

オランウータンも。やっぱり自分に近い気がする。

ワニがいて、クマがいて、トラもいます。蒸し暑いのかなぁ、寝てる。

そしてカバ。52歳のマリーさんはタイ国内最高齢。15匹の子カバを生んだ立派なかーちゃんカバです。

ここでもエサやりタイム！　インゲンやバナナなど、あげ放題。というか、マリーさんはずーっとこうして口を開けて、食べ物が放り込まれるのを待っています。

もぐもぐはド迫力。歯も巨大で、よだれもいっぱい。貪欲に食べ続ける食欲に、生きるちからを感じます。

市民の憩いの場としても人気のある動物園。園内には大きな池があり、足こぎボートを楽しむ人で賑わっていました。

動物との距離が近くてこんな楽しい動物園が閉園してしまうのは、やっぱりさびしいなぁ。
閉園になる前に、また行こう🌟

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