世界中にあるチャイナタウン。サンフランシスコ、パリ、横浜、メルボルンなど、どの国のどの大都市にあってもチャイナタウンは同じ匂いと活気をまとっています。ここに行けば麺とお粥が食べられる!旅先で、滞在先で、胃を休めるために足を運ぶ人も多いのではないでしょうか。

さて、バンコクはというと、ヤワラートと呼ばれるチャイナタウンがあります。期待を裏切らずもちろんエネルギッシュな街。活気あふれるこのエリアはバンコクの観光名所としても人気です。

 

まずは象徴的な景色を一枚! 夜のきらびやかなネオンはヤワラートのシンボルです。

 

18世紀末、現王朝の初代ラーマ1世がバンコクに遷都したときに、タイと中国の貿易に携わっていた華人たちも一緒に移り住んで始まったというヤワラート。200年以上の時を経るうちに中国各地からいろいろな人がどんどんやってきて、街は発展してきました。移り住んだ華人とタイ人との同化も進み、今では中国をルーツに持たないタイ人を探すのは難しいほど、とも言われています。

確かにヤワラートは中華を感じながらもタイも感じる場所。同じアジアでみなさんの顔つきも似ているからかもしれません。でも見上げれば赤と金の色の飾り物が目につくところはやっぱり中華圏。そしてわん吉はなんとなーく懐かしい気持ちになりました。ハノイの街角、ホイアンの裏道を思い出したのです。

 

裏道にあった小さなお寺。ホイアンかと思いました。その前で麺をすするおばちゃんたち。
 

 

ハノイにありそうなお茶屋さん。奥では、おじさんたちが楽しそうにおしゃべりしています。
 

 

ベトナムのビール食堂のビアホイ? いや、ここはバンコク。そしてみなさんお茶を飲んでいました。
 

 

あれあれ、ここはタイなのか、ベトナムなのか。だんだんわからなくなってきました。。。

 

しかし、目の前に現れたトゥクトゥク。そうだ、ここはタイだ!
 

 

ところで、チャイナタウンといえば共通項は「胃袋」。食べ物を売る店も食堂も屋台もいっぱい、食べる人もいっぱいです。

 

カニ、カニ、カニ🌟
 

 

燕の巣だ🌟
 

 

路上で食べる🌟もりもり食べる🌟
 

 

そして季節はドリアン🌟おばちゃんが味見させてくれました。今季初のドリアン、香ばしくておいしかったです!
 

 

夜も更けてきて、またまた懐かしい光景。
結婚式用の写真を街中で撮る、ベトナムでよく見かけたワンシーンです。カメラマンの要求に応えてアツアツぶりを演じるカップル。
 

 

あれあれ、はたまた、ここはベトナムなのか、タイなのか。。。

 

すると目に入ったトゥクトゥクたち。
 

 

そう、やっぱりここはバンコク🌟

 

 

ヤワラートは夕暮れ時に訪れて、変わりゆく空の色を楽しみながら夜のネオンを仰ぎ、美味しいものを食べるのが醍醐味です。バンコクを訪れた際はぜひ足を伸ばしてみてくださいね🌟

 

バンコクのチャイナタウン・ヤワラート(タイ国政府観光庁ウェブサイト)


 

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